空気調和・衛生工学会 九州支部

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九州支部での受賞実績

平成20年4月1日~平成21年3月31日

コミッショニング・フォーラム in 九州

2009年4月1日から改正省エネ法が施行されます。建築に係るエネルギー消費の定期報告や中長期計画書の提出、きめ細かな現場でのエネルギー管理が大きく強化されますが、こういった法規制とあわせて、おのずと持続可能な省エネルギー型社会に移行することのできる社会的な仕組みが必要です。コミッショニング(性能検証)とは、ビルシステムの実性能の持つべき要求性能を規定し、新築ビル導入や既築ビル運用においてその実性能が要求性能や基準に合致しているかを検証して記録し、合致していなければ改善するといった品質志向のプロセスです。コミッショニングによってビルシステムの品質が高まり、その品質が合理的な運用によって維持されることは、良質な建築ストックの形成を通して省エネルギーや環境負荷低減に大きく寄与するものと考えます。日本では2004年に空気調和・衛生工学会によって初めてコミッショニングのガイドラインが整備されました。また、コミッショニングのための様々なツールも研究・開発されつつあります。しかしながら、コミッショニングを如何に社会に浸透させることができるかについては十分な議論がなされていません。そこで今回は、NPO法人建築設備コミッショニング協会(BSCA)と空気調和・衛生工学会九州支部との合同主催により下記のフォーラムを開催し、コミッショニングを推進するための忌憚のない意見を出し合うフリートーキングをしたいと思います。是非ご出席頂きますようお願い申し上げます。

BSCA理事・九州支部代表
空気調和・衛生工学会九州支部学術幹事
赤司泰義(九州大学)

日  時 2009年3月26日(木) 13:30~16:30
場  所 電気ビル本館 地下2階 7号会議室(〒810-0004 福岡市中央区渡辺通2-1-82)
主  催 NPO法人建築設備コミッショニング協会、(社)空気調和・衛生工学会九州支部
後  援 (社)空気調和・衛生工学会
協  賛 (社)建築設備技術者協会九州支部
費  用 無料
申込方法 BSCAホームページhttp://www.bsca.or.jp/から
プログラム 13:30~13:40
はじめに
中原信生(BSCA理事長・名古屋大学名誉教授)

13:40~14:10 第一部
BSCAの活動報告
吉田新一(BSCA理事・新日本空調株式会社)

14:10~14:50 第二部
コミッショニングのツールに求められる機能
司会:國吉敬司(株式会社日建設計)
コミッショニングを社会に浸透させるためには、コミッショニングの作業を効率化させ、より高度な判断や検証の信頼性向上を図ることが必然的に求められます。ここでは、空気調和・衛生工学会コミッショニング支援ツール開発小委員会及びIEA/ECBCS/ANNEXにて開発中のツールを具体的に紹介します。

1) ハードウェアツール:「ビル用マルチエアコンの試運転調整と性能検証に求められるツール」
山本一郎(高砂熱学工業株式会社)
2) ソフトウェアツール:「季間蓄熱を有する空調システムのモデルベースコミッショニング」
宮田征門(JSPS学術研究員、九州大学)
3) プロセス管理ツール:「MQC(コミッショニングプロセス管理ツール)の紹介」
上谷勝洋(東洋熱工業株式会社)
14:50~15:00 休憩

15:00~15:30 第三部
コミッショニングのインセンティブとその可能性
司会:赤司泰義(前出)
コミッショニングを社会に浸透させるためには、コミッショニングのインセンティブ(動機付け)が不可欠と考えられます。ここでは、行政、オーナー、管理者の立場からそのインセンティブに対する要望や問題点、提案などについて話題提供をして頂きます。
1) 行政の立場から :「低炭素社会の実現に向けて-北九州市における建築部門の対策他」
柴田泰平(北九州市環境局環境政策部)
2) オーナーの立場から :「当社における省エネルギーへの取り組みと課題」
柿本仁司(株式会社電気ビル)
3) 管理者の立場から :「京都大学のギャランティーESCOの性能検証」
塩田一裕(京都大学施設環境部)
15:30~16:20 第四部
フリートーキング
司会:赤司泰義(前出)
建築に関わる様々なプレーヤーが自ら進んでコミッショニングを実施することができるような枠組み構築は可能なのか、可能でなければどこに問題があるのか、その枠組みのなかでツールに求められる機能とはどういうものか、などについてフリートーキングしたいと思います。
まとめ
林 徹夫(空気調和・衛生工学会九州支部長・九州大学)
会告文 コミッショニング・フォーラム in 九州(MS-Word版/PDF版)
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市民公開シンポジウム(福岡)“九州地域におけるヒートアイランドの現状”

現在、ヒートアイランド現象は暑い夏のキーワードとして、様々な場面で耳にします。このヒートアイランド現象の現状とその対策について、昨年は福岡市を対象にシンポジウムを開催しました。九州には福岡市以外にも大きな都市があります。このような都市においてもヒートアイランド現象の観測や対策が進められています。そこで今回は、他都市での現状についてご紹介いただき、今後の九州における対策のあり方を考える機会として、下記シンポジウムを企画しました。今後も引き続き「ヒートアイランド現象の現状と対策」をテーマに、九州地域での取り組みを広く紹介し、一般市民への周知を図りたいと考えています。奮ってご参加下さい。

主  催 空気調和・衛生工学会九州支部
共  催 建築設備技術者協会九州支部
開催日 平成20年9月12日(金)
会  場 九州エネルギー館エネルギーホール
〒810-0022 福岡市中央区薬院4丁目13-55  電話(092)522-2333
プログラム 司会/北山学術幹事
(13:30~13:40)林支部長挨拶
(13:40~14:30)熊本市におけるヒートアイランドの現状
久保 隆太郎 氏(熊本大学・日本学術振興会特別研究員PD)
(14:30~14:40)休憩
(14:40~15:30)鹿児島市におけるヒートアイランドの現状
曽我 和弘 氏(鹿児島大学工学部建築学科 准教授)
(15:30~15:40)休憩
(15:40~16:10)佐賀市におけるヒートアイランドの現状
小島 昌一 氏(佐賀大学理工学部都市工学科 准教授)
(16:10~16:30)質疑応答
(16:30~16:40)林支部長挨拶
定  員 150名(申し込み先着順で定員になり次第締め切らせて頂きます)
参加費 無料
申込方法 氏名、勤務先、住所、電話番号を記入のうえ、
“シンポジウム申込み”と表記し、九州支部あてにFAXまたはE-mailにてお申し込みください。
申込・送付先 〒810-0041  福岡市中央区大名2-9-29第二プリンスビル406号
電話(092)781-3066  FAX(092)781-3029
E-mail: shasekn@ryonetsu.co.jp
詳細情報 Adobe-PDF版チラシ

SHASE-CPD(設備技術者継続能力開発)システムに参加登録している皆様へ
このシンポジウムのCPDポイントは、聴講1時間あたり1ポイントです(休憩時間を除きます)。

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第15回九州支部学術研究発表会講演論文募集<

九州支部では、平成20年度の支部学術研究発表会を下記要領で開催いたします。発表会では、従来の研究発表のセッションと併せて「事例報告」のセッションを設けております。事例報告では、建築環境・設備に関連する設計・施工事例、リニューアル事例、技術紹介、ソフトウェアツールの紹介など、広範な内容を対象としており、原稿も2ページ程度でまとめていただき、口頭発表を主体としています。また、ポスター展示をご希望の方は別途お問い合わせください。大学関係のみならず、産業界からの多数のご応募を期待しております。

主  催 空気調和・衛生工学会九州支部
開催日 平成20年5月26日(月)9時~12時
会場 福岡商工会議所ビル(福岡市博多区博多駅2-9-28)
応募資格 講演者は本学会員であること(連名者はこの限りではない)
申込締切 平成20年3月28日(金)
原稿締切 平成20年4月25日(金)
原稿枚数 研究発表セッション/A4判原稿用紙6枚以内で偶数ページ
事例報告セッション/A4判原稿用紙2枚以内(事例概要)
原稿執筆と送付 原稿執筆要領および留意事項(Adobe-PDF版・MS-WORD版)
発表時間 1題20分程度(講演約15分、討論約5分)
参加費 2,000円(研究報告集代金として)
申込方法 下記事項を記入の上、はがき、FAXまたはE-mailにてお申し込みください。
1) 研究発表セッションと事例報告セッションの別
2) 講演題名、講演内容の概要(100字程度)
3) 氏名、所属、連絡先(講演者に○印を付す)
申込・送付先 九州産業大学工学部建築学科  北山広樹  宛
〒813-8503  福岡市東区松香台2-3-1
TEL(092)673-5795,FAX(092)673-5094,E-mail:kitayama@ip.kyusan-u.ac.jp

SHASE-CPD(設備技術者継続能力開発)システムに参加登録している皆様へ
この学術研究発表会の論文募集に対し、口頭発表および研究報告集掲載の場合には規定のポイントが認定されます。

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平成20年度(第15回)九州支部学術研究発表会(福岡)

九州支部では、平成20年度の支部学術研究発表会を下記要領で開催いたします。発表会では、従来の研究発表のセッションと併せて「事例報告」のセッションを設けております。事例報告では、建築環境・設備に関連する設計・施工事例、リニューアル事例、技術紹介、ソフトウェアツールの紹介など、広範な内容を対象としており、原稿も2ページ程度でまとめていただき、口頭発表を主体としています。また、ポスター展示をご希望の方は別途お問い合わせください。大学関係のみならず、産業界からの多数のご応募を期待しております。

主  催 空気調和・衛生工学会九州支部
開催日 平成20年5月26日(月)9時~11時40分
会場 福岡商工会議所ビル(福岡市博多区博多駅前2-9-28)
参加費 2,000円
プログラム 研究発表セッション、事例報告セッションでの講演時間は,講演7分,討論3分の計10分
詳細(Adobe-PDF版)
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