| 建築の環境とエネルギーに関する様々な問題は、1970年代のオイルショック以降、地球規模の重要性を帯びてきました。1997年に京都議定書が締結されてから、温室効果ガスの削減に対する努力が世界中で行なわれています。一方、“環黄海”地域は、世界の約6%の人口と約3.5%のGDP、約8%の貿易額を誇ります。これはほとんどEUやASEANに相当するものです。この地域は、産業集積地として大きく発展し、世界をリードする可能性を持っています。しかしながら、これらの事実は同時に、建築の環境とエネルギーに関する問題が容易ならぬ状況となる危険性もはらんでいます。環黄海地域において、これらの問題に関する情報と技術を共有することは極めて意義のあることです。中国、韓国、日本の環黄海都市部を中心に定期的な国際交流会議を開催する目的はここにあります。また近い将来、この国際交流会議(YSRIM)が共同研究といった実りある活動へと発展することを目指すものです。 |